midorigasoyoguブログ

毎日を自分らしく生きるために、綴ります。

孫の絵本選びが、なかなか進まない。

孫がもうすぐ1歳になる。少しずつ知恵がついてきた。絵本の読み聞かせを始めたと娘が言うので、残してある子ども達の絵本の中から、孫用に送ろうかと娘に話したら「20冊ほど送って欲しい。」と言う。嬉しくてイソイソ選び始めたけれど・・・・・。


孫用とは関係ないが、『クマよ』(星野道夫 文・写真)に出会った途端、もう選書は止まってしまった。読むたびに、星野道夫の世界に引き込まれ、圧倒される。

そこから宮沢賢治の「なめとこ山の熊」を、なんとなく思い出し、捜し出し、読み返す。(彦 一彦(げん かずひこ)の絵が、お話と合っていると思う。)大自然と共に生きる人や動物の生活、生命の持つ強さと脆さ、そんなところでこれらの本は繋がっていると思う。


そして、再び星野道夫に戻り、今度は『CARIBOU』を読み返す。
      ・・・・・  写真家が一冊の本をつくるために生きているのなら、
          僕の場合はこの一冊に違いない。ー星野道夫ー  ・・・・・
しかし完成度を求め続け、生前ついに刊行されなかった幻の写真集。添えられたその文章の壮大さにも圧倒される。
「比類ない文章家としての星野道夫の仕事の原点をとらえ直すために写真はあえて収録しなかった」と言われる『星野道夫著作集』があるとか。写真がなくても、その文章は充分な表現力だろうなと納得されるが、私は写真も添えて欲しい気がする。


これらの本は、どれもこれも、孫には随分早いが、先で、これらの本を好きになってくれると嬉しい。



道草はこれくらいにして、絵本選びに戻る。
今、居間の壁紙を張り替える為に、本を隣の部屋に移して積み上げている。この中から・・・・・選ぶ。(リフォームが終われば、整理しよう。)

定番の『もこもこもこ』『もいもい』とかはもう送ったし・・・・・。『いないいないばあ』は、破れてしまったし・・・・・。
色彩の美しいのと、言葉のリズムの良いものを、まず楽しんでもらいたい。

こんな感じかなぁ。
絵本を無理に押し付けることなく、ゆっくり楽しませてあげたい。