midorigasoyoguブログ

毎日を自分らしく生きるために、綴ります。

Go To トラベルを利用して、石見銀山に旅行に出掛けたが、予約失敗してた!

 Go To トラベルを利用して、世界遺産・石見銀山遺跡へ旅行に出掛けたところが、旅館予約を失敗し適応となっていない事が、旅館に着いてから分かり、がっかりした。
 どういうことかと言うと、ネットでGo To トラベル適応の宿を確認して予約をし、後の手続きは宿がしてくれるものと勝手に認識をしていた。ところが、そうではなく、ネット予約の時点で、どこかチェックをする箇所を見落としたらしい。
 旅行代理店を通して予約をすれば、その辺りは代理店の説明記述があり、繋がりやすかったかもしれない。しかし、今迄も宿から「旅行代理店を通さず、直接宿に予約して貰ったほうが良い。」と言われる事もよくあり、今回も直接宿にネット予約した。その予約時に失敗したらしい。
 宿の方は、再度予約し直しをするなどの提案をして下さったが、当日ではうまくできず、結局だめだった。それでも、25%割引対応をして下さった。有難い。
 次回の旅行予約は大丈夫! 対応期間内に何度も旅行に行ける訳ではないけれど・・・・・。

代官所地役人屋敷をリノベーションした宿 他にも色々に利用されている街並み

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 訪れた石見銀山は、室町・江戸時代からの銀採掘の坑道跡が600余り発見されていて、まだまだあるらしい。道路の整備で新たに見つかったのもあるとか。広範囲に鉱脈が広がっている。細い坑道を、坑夫が手作業で掘っていく大変な作業をしていたのだ。
 また、かつて戦国大名がこの地の領有を争奪し、その後も徳川家康が幕府直轄領として支配していたという時代があり、銀採掘の地として栄え、20万人もの人が山あいの小さな集落に暮らしていたという。代官所陣屋跡、代官所地役人屋敷や商家屋敷など、往年の繁栄が感じられる建物が残っていて、昔の時間が流れている。 


 今は、みんながコロナ感染防止でマスクを付けているが、江戸時代に、この地でも、採掘の粉塵から身体を守るためにマスク(柿渋と梅を表面に塗布して)を使用していたそう。

佐毘売山神社 祠の改修中だった

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 街並みを歩いていて「根のある暮らし編集部」とガラス戸に書かれた建物があって、少し気になったが、その日はそのまま通り過ぎた。
 帰宅して、ネットで検索してみると、1988年に、大森町出身のご夫婦が、街の暮らしの豊かさを企業活動を通して守り、生活していきたいというコンセプトで、立ち上げた「石見銀山生活文化研究所」という会社があり、次第に地域から全国に拡がり、若者が集まってきて、カフェや古民家宿、ショップ等々を運営している。地域に根を張って、自然や人を身近に感じて暮らす生活を楽しんでいる。さらに「根のある暮らし編集部」を立ち上げ、暮らしや生活や活動を全国に向けて発信もしている。
 自然があって、歴史があって、人がいて、日常の生活の中に根を下ろして暮らす生活。
いい形で若者に引き継いでいく活動の力、元気な街の息吹が感じられる。


 徳島県池田町も新しい町おこしの力を感じたが、石見銀山大森町も活動的な人々の力を感じた。