midorigasoyoguブログ

毎日を自分らしく生きるために、綴ります。

時々、小さな旅に出掛ける。

ごく小さな旅でも、旅をする感覚が好き。
日常の生活が嫌だと言う訳ではないのだけれど・・・・・日常の事から離れて、違う空間に身を置いて、この時を楽しみ、心を緩める。


今回の小さな旅は


  香川県、満濃池に出掛けた。 * * * * * * * * * * * * * * *

満濃池は、日本最大級の灌漑用のため池で、弘法大師空海が唐で学んだ土木知識を生かして、大池を再築した事で知られている。今も周囲の地域に水が運ばれている。
池の周囲を歩いてみようかと思ったが、なんと20㌔程もあるそうで、諦めて、一部だけ歩いてみた。池からの風が心地よかった。木陰でお弁当を食べた。
池の畔に空海が創建したという神野寺と神野神社があった。


 それから、紫陽花を観る為に、紫雲出山に向かった。* * * * * * * * * * * 

紫雲出山は、瀬戸内海に突き出た荘内半島にあり、瀬戸内海国立公園内にある。
一面の紫陽花は、2万株あるとのことで、山の頂上辺り全体にたくさん咲いていた。ブルーの紫陽花が多かった。

紫雲出山から望む瀬戸内海の美しい景色は、『死ぬまでに行きたい 世界の絶景 日本編』とニューヨークタイムズ誌に掲載された事が、なるほどと納得できる。

この地域では、浦島太郎の物語が伝わっていて、浦島太郎が玉手箱を開いた時に出た白い煙が、紫色の雲となって山にたなびいた事から紫雲出山と名付けられたと言われている。



この歳になると、いつまで元気に動けて、いつまでこんな風に出掛けられるのだろうかと、ふと思ったりする。