midorigasoyoguブログ

毎日を自分らしく生きるために、綴ります。

ソーシャルコンボイ みんなに守られている。 

 地域の公民館祭お手伝いや、趣味のパッチワークサークル、そして週2回のまだ始めたばかりの仕事、細々とした家の用事・・・など、このところ少し忙しくしていた。
 公民館祭は地域行事だから参加しなければとの義務感で動くが、気持ちが乗らない。
 パッチワークサークルは、先生の人柄も作品も素敵で、出掛けていく事が負担にならず、寧ろ居心地がいい。でも、作品を間に合わせなければならず手作業が忙しい。
 仕事は、始めたばかりで、まだ5回しか勤めていない。まだ慣れる事に精一杯。週2回で、それも5時間勤務だから、好条件。生活リズムを整えるために続けるつもり。 


 忙しくした後は、一人で静かにゆっくり過ごしたくなる。
 しばらくお休みしている畑仕事をしよう。除草して耕し、年末に植え付けるジャガイモ畑の準備をしておこう。家の掃除をしよう。ぼんやりテレビを見よう。本を読もう。


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 今迄は仕事中心に生活が進んでいた。これからは周囲の人達との関係を保ちながら、自分の時間で生活をしていくことになる。
 地域の人たちとは、お互いさまの持ちつ持たれつの関係になるから、負担にならない程度の距離を保ちつつ、必要なサポートをやり取りする社会関係を保っていく。


 このことは、心理学で言えば、自分を取り巻く社会関係を、護送船団になぞらえてソーシャルコンボイと言われる。親しさや役割の高さに基づいて、同心円上の層構造を描き、夫や親友のような長期的に安定した人々を同心円の自分の周囲に据え、そこから外に離れるに従って、親族、職場の同僚や近隣住人など変化しやすい人を位置づける。
 そして、自らを取り巻く様々な関係の人に守られながら、人生の局面を乗り切って行く ための個人を中心とした多層的な社会的ネットワークを築いていく。


 周囲の人たちから助け、守られているコンボイ形態をイメージすると、とても安心できて嬉しくなってくる。周囲から守られている事で、一人の時間も安心して過ごせる。
 守られるだけでなく、周囲の人達を守る役目も(無理のない範囲で)果たしていきたいと思う。
       
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 自分らしく、無理なく、安心して、楽しく過ごしたい。


 パッチワークでは、掛け軸風のタペストリーの色合わせが決まってきて、だいぶ仕上がりが見えてきた。