midorigasoyoguブログ

毎日を自分らしく生きるために、綴ります。

東京から戻ってきた

暫く東京の娘の所に行っていた。


滞在中は主に孫達の子守で、一緒に買い物に行ったり、公園に行ったり、子育て支援センターに行ったりして過ごした。子守は嬉しいお役目だった。調理とかもしたけれど、娘といえども他の家庭の台所はなかなか使いづらかった。仕事と子育てで忙しい娘を、もっともっと手伝ってあげたかったけれど、思うような働きは出来なかった。


そんな中、娘は、孫たちが保育園に行っている日の一日、仕事の休みを取って、私に付き合ってくれた。自分も気分転換になるからと・・・・・。とても嬉しかったけれど、手伝いとは反対に手間をかけるばかりでごめんなさい。


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その娘との一日は、ホテル雅叙園東京に行った。
雅叙園は、豪華なホテルと、総合結婚式場と、建築全体が日本文化美術館の様な「百段階段」がある。


まず「KANADE TERRACE」でランチブッフェを摂って・・・
それから豪華絢爛な館内をキョロキョロ・ウロウロ散策をして・・・・・豪華な美術館巡りをしている様な調度品や装飾の数々だった。
これだけでも、ゆっくり過ごせて、十分に楽しめた。

        


そして、館内にある東京都指定有形文化財『百段階段』へ向かう。


昭和10年に建てられた木造建築で、目黒の坂の地形に沿って、7部屋が99段の長い階段で繋がっている。
各部屋は黒漆の螺鈿細工で飾られていたり、銘木の床柱が使用されていたり、天井や欄間は、鏑木清方など当時の著名な画家の日本画で飾られていたり、格天井や欄間は極彩色彫刻装飾がなされていたり、障子建具も手の込んだ組子作りだったり、中には茶室風の落ち着いた部屋があったり、挙げればきりがない程の破格な豪華さだった。 


かつて昭和の竜宮城と呼ばれたこれらの部屋で、お大臣遊びが繰り広げられたと言う。


訪問時は『和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~』展が7つの部屋を使用して行われていた。出来る事なら、展示のない部屋の佇まいを見たかったと、残念に思う。


帰りの雅叙園から目黒駅までは、急な行人坂を上って行かなければならないと思っていたところ、雅叙園から送迎バスが出ていてありがたかった。



1日ゆっくり雅叙園で過ごし、
それから、目黒~新宿~東北沢に移動して、保育園に孫たちを迎えに行った。



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そして、東京から四国に帰ってきて、元の生活に戻った。
ウォーキングをしたり・・・・・静かな毎日になった。