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黒沢湿原への小さな旅
四国一の湿原、黒沢（くろぞう）湿原へ、サギ草が見頃との事で出掛けた。
徳島県の西部、標高550メートルの山頂部に位置する盆地で、南北約2キロメートル東西100～300メートル程の広さで、木の遊歩道が整備されていて、歩いて一周する事が出来る。
サギ草以外にも、珍しい山野草もあり、野花の宝庫と言われている。
イトトンボやチョウトンボなど、色々珍しい種類のトンボも飛んでいた。
ベンチや休憩所が所々にあって、途中で休んでお弁当を食べた。
ノリウツギの木がポツンポツンと立っていて、白い花を咲かせていた。
気温が高く暑かったが、緑を渡る風が心地よかった。
東の端「たびの尻滝」は、小さな滝だけれど、黒沢湿原の植物を育んだ源流が集まって流れ落ち、松尾川へ、そして吉野川へと合流する。
帰りに、松尾川温泉に寄って汗を流して戻ってきた。
緑の中で過ごす心地良い時間の中に居ると、日常の喧騒が少し煩わしく思える。逃れる訳にはいかないが･･･。
今日はよく歩いたので、夜のウォーキングはお休みした。